高久知丸【創業時の資金調達でビジネスを加速】

創業時において、一番重要な要素は、なんといっても資金繰りです。しかし、多くの方は資金調達についてノウハウや知識がないのも事実です。この時期に、いかに賢く資金を調達して、運用できるかが、その後のビジネス展開の明暗をわけます。

会社の手残り資金を増やす、たった一つの方法

f:id:takakuconsul:20181013174905p:plain

どんなに売上が上がろうとも、
どんなに利益が出ようとも、
結局のところ、
会社の手残り資金が増えないことには、
経営というものは、
どこかで行き詰ってしまいます。

「売上は頑張って増やしている」、
「利益だってちゃんと出している」、
「なのに、なぜかお金が増えていかない」
と感じたことはありませんか?

実は、
会社の手残り資金が増えていくことと、
売上が増えることや利益が増えることは、
あまり関係がないのです。

それにも関わらず、
経営者の方は売上ばかりを、
気にして、追いかける傾向にあります。

こうなってしまったのも、
会社経営に関する間違った常識が
長い間信じられていたからでしょう。

f:id:takakuconsul:20181013180656p:plain

 常識と反して、
会社の手残り資金を増やすのに、
劇的に効果を発揮する方法があります。

それにも関わらず、
この”ある方法”に注目する人は、
ほとんどいません。
むしろ、目を背けていると言っても、
いいかもしれません。

その”ある方法”とは、
粗利の改善です。

「粗利改善だって!?そう簡単に言うなよ!」
という声が聞こえてきそうですが、
まぁ、ちょっと待って下さい。

f:id:takakuconsul:20181010104618p:plain
簡単でないからこそ、
取り組む価値があるのです。
なぜなら、
”他の企業も、やってない”からです。

そして、粗利改善の方法は色々ありますが、
真髄はただ一つしかありません。

粗利改善の真髄、それは、
「いち顧客当たり利益を最大化する」ことです。

今日はひとつ、簡単な例をご紹介します。

f:id:takakuconsul:20181013182333p:plain


皆さんは牛丼チェーン店で
牛丼を食べたことがありますか?

一般的な牛丼チェーン店での、
並盛1杯の値段は380円です。

では、並盛1杯あたりの利益は、
いくらでしょうか?

なんと、たったの5円なんです!!

「たった5円で儲かるのか!?」
という声が聞こえてきそうですが、
実は儲けるための種もシカケもあります。

それは、トッピングの玉子です。

トッピングの玉子は1個50円ですが、
その利益はなんと40円なんです!!

f:id:takakuconsul:20180928215430p:plain

それでは、粗利率を計算してみましょう。

<牛丼のみの場合>

 [利益]5円÷[牛丼1杯の値段]380円 
 ≒1.3%

<トッピングの玉子をつけた場合>

 [利益](5円+40円)÷[牛丼と玉子の値段](380円+50円)
 ≒10.4%

なんと、粗利が約10倍になってしまうんです!!

「な~んだ、単なるセット販売でしょ?」
とか、
「な~んだ、バックエンド商品を売るんでしょ?」
と思った方は注意が必要です。

なぜなら、
「知っていること」と「できること」とは、
まったく別問題なのです。

試しに、考えて頂きたいのですが、
今のような計算をしっかりとして、
販売戦略を立てている会社が
どれくらいあるでしょうか?

既にお取引のある既存客が100人いるとして、
その100人に対して、次の商品を、
1年間で何回ご提案しているか?

その商品を100人の内、
何人が購入しているか?

このようなデータをしっかりと取って、
販売計画を立ててますでしょうか?

f:id:takakuconsul:20181010104332p:plain
仮に100人中20人が購入するとしたら、
それを1回ではなく、2回提案するだけで、
売上は2倍になります。
※売上”高”ではないので、要注意

データをもとに、
目標を立て、計測して、改善する・・・
このPDCAサイクルをしっかりと回して、
効率的に粗利改善したいものですね!

無料セミナー開催してます!!(10月25日)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

粗利改善で、儲かり続ける会社になるセミナー - 高久知丸【売上・利益創出ラボ】